日本では馴染みの少ないお薬である避妊薬。日本ではアフターピルの関する情報が独り歩きをしているような気がします。実際に私も「アフターピルピルを使ったことがある」というといろんな人がピルに関することを質問してきました。
やはり興味はあるけど、ピルの良くないウワサが独り歩きしている為に使うのをためらう人たちが多いのでしょう。ではアフターピルとは一体何なのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
アフターピルは体に害がある?
アフターピルの成分は女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンです。プロゲステロンが卵巣の働きを一時的に止めること排卵日を遅らせ精子が卵子と受精ができなくなります。
そして受精卵が着床しないように子宮内膜を剥がして生理を起こします。これは毎月起こる生理周期の一連の流れです。アフターピルを使うことで一連の流れをお薬で誘発するというわけです。
アフターピルを飲用しても妊娠してしまう?
アフターピルを飲用したとしても妊娠をしていたということもあります。服用したにも関わらず妊娠してしまう原因は様々ですが、性交渉がすんだ後12時間以内に飲用することでほぼ確実に避妊をしてくれるでしょう。
また使用する前に妊娠をしていた場合は避妊の効果はありません。むしろ胎児への影響が心配される為アフターピルを使う前に妊娠している可能性はないか確かめる必要があります。
アフターピルは子どもができにくくなる?
ピルは女性ホルモンからできているホルモン剤です。ホルモン剤と聞くと驚く人もいますが、もともと体にあるホルモンから作られているので体への悪影響はないのです。また、アフターピルの成分は2日ほどしか体に留まりません。
よく「体にいつまでも残り将来妊娠ができないのでは」と思っている人もいますがそれは違います。アフターピルはその時だけの避妊の為、将来の妊娠に関わることは全くないのです。
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